お誕生日おめでとう★

タケルへ―

タケルが生まれてから１年たちました。
タケルはまだこれを読む事も出来ませんが、父親として書きたいと思います。

寒い寒い2006年1月、忘れもしない雪が降った日、ママのお腹にタケルが出来た事を電話で知らされたんだ。
車に乗っていたパパは、外に出て飛び回りたいくらいに嬉しかったよ。

ママのお腹がだんだん大きくなって、分娩室でママが一生懸命タケルを生んでくれた瞬間の感動を今でも忘れません。
はじめはどうダッコすればいいのかも分からず、腕に力が入りすぎてタケルの骨を折っちゃうんじゃないかとか心配ばかりしてた。
でも、１日１日成長していくタケルを見て、おかしな表現かも知れないけど、”１人の人間”であることに気がついた。

これからは、男として、人間として、そして家族として一緒に成長していきたいね。

それから、タケルが何かに悩んだ時、つまずいた時、思い出してほしい。

パパがどんな気持ちでタケルの名前を考えたかを。
（『タケル』という漢字に、肉体的にも精神的にも強い男になってほしいと言う願いを込めました。本当の意味で強い男は人に優しくなれるから。）
ママがどんなに頑張ってタケルを生んだかを。
そしてパパもママもどれだけ多くの愛情を持ってタケルを育てているかを。

タケルのパパより。

最後にさっきタケルがパパの横に来てキーボード叩いていった痕跡を残しておきます。（写真）
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