誕生日

10月1日 無事に9歳を迎えたタケル

誕生日の一ヶ月前くらいからカウントダウンを始め、
とにかく自分の誕生日が来ることを心から楽しみにしていました。

プレゼントはマリオメーカーのソフトがいい!とか、
ケーキはお店でマリオのデコレーションケーキを選んだり、
本当にワクワクしていて…そんな様子を見ながら…

あぁ、生まれてきたことになんの疑問も不満も不安もなく、ただ喜びに満ちているんだなぁ。
それってすごいことだなぁ。
そんな様子が、母も嬉しくて幸せで、生まれてきてくれてありがとう、これまで一緒に生きてくれてありがとう、としみじみと思ったのでした。

ただ…これから思春期を迎えて、きっと壁にぶつかることもあると思うんだ。
母への不満、学校や友人への不満、不甲斐ない自分への不満、自分の命や人生に悲観的になっちゃうこともあると思う。
それでも、誕生日を笑って迎えられる人になってほしいなぁと思っています。

誕生日の夜、ケーキを食べてからタケルと散歩に出掛けた。
車も人影もない道を、街灯に照らされながら手を繋いで歩いた。
「もしもこの道の先に大きな壁があって、行き止まりになっちゃったらどうしよっか?」
「何回もパンチして叩き壊したらいいが!ψ(`∇´)ψ」
「タケルの人生もそんな感じで続いていってくれるといいなぁ」